お仕事でチーム内の人が書いたコードやオープンソースのコードなど、ある程度のボリュームがあるコードを読むときはサクサクと関数の定義に飛べたりすると便利です。
そこで、ctagsというツールを使えば、vimでもサクサクとコードが読めちゃうかもということで試してみました。
ctagsのインストール
ctagsが入っていなければ、CentOS7では以下のコマンドでインストールできます。
ソースコードのtagsファイルを生成する
ソースコードのあるディレクトリに移動して以下のコマンドを実行すると、ソースコードのtagsファイルが生成されます。
# ctags -R
tagsファイルというのは、ソースコード中で「○○の定義は××の△△にあるよ」という情報の一覧みたいなものです。これをvimから利用してあげれば、ある関数の定義にパッと飛んだりすることができます。
vimでtagsファイルを読み込む
tagsファイルができたらvimで以下のコマンドを実行し、tagsファイルを読み込みます。デフォルトではカレントディレクトリのtagsファイルを読み込みますが、tabsファイルの場所を指定して読み込むことも可能です。
コマンド実行後、次のようなメッセージが出ていればOKです。
タグジャンプしてみる
ここまでくれば、vimでソースコードのタグジャンプができるようになります。ざっくりとした使い方は以下の通り。
「Ctrl+o」または「Ctrl+t」または「:pop」:元の場所に戻る
実際に使ってみるとかなり快適です。これまでチマチマと関数名で検索して定義を探して…ということをしていたので、一気にコード読みが楽になりました。
作業の効率化という面でもかなり効果ありそうです(・∀・)
ではではノシ