日記

「【まつもとゆきひろ氏特別講演】若手エンジニアの生存戦略」に参加してきました

先日、株式会社サポーターズさん主催で開催された「【まつもとゆきひろ氏特別講演】若手エンジニアの生存戦略」に聴講者として参加してきました。

今後のキャリアに漠然とした不安があったのに加え、エンジニアとして雲の上の存在であるMatzさんに会えるということで「これは行くしかない!」という思いからの参加でした。

Matzさんからは色々なお話がありましたが、その中でも印象に残った話を備忘録として残したいと思います。ここに書く内容はMatzさんのお話を私なりに解釈したものなので、Matzさんの意図していることが正しく汲み取れているかは分かりません。あくまでも、私はこう思ったという話です。

「理不尽」からは逃げてもいい

最初に印象に残った話は「理不尽」に対するお話です。

日本全体に「我慢することが美徳である」という思い込みがあり、そのせいで「目的のない我慢」が蔓延している。目的のない我慢は「理不尽」として自分を苦しめるだけなので、そんな理不尽からは逃げても良いというお話でした。

私自身も大学時代の経験として、理不尽に耐えかねて所属していた組織からリタイアしたことがあるので、この話にはとても共感できました。

そのときは、自分の中でどうにも納得できないことがあり、理由を聞いても「これまでずっとそうだったから」という返事しかもらえず、それを我慢することに価値があるという空気を感じたので、私には合わないと思い離れることにしました。

しかし、いざ離れてみると「私の判断は正しかったのか?」という思いがずっと消えずにモヤモヤしていましたが、今回のMatzさんのお話しを聴いて「あれはあれで判断としては良かったのかもしれない」と思うようになりました。

「目的のない我慢」は徹底して排除していきたいですね。

とりあえずアウトプットしてみる

次に印象に残ったのは、エンジニアとして生き残っていくためにはインプットだけでなくアウトプットも重要だが、「アウトプットする」という行為は意外と難しいというお話しでした。

いざアウトプットを出そうとしても、「こんなものを出したら叩かれるのでは…」「誰も相手にしてくれないに決まってる」という「思い込み」=「心理的な障壁」があり邪魔をする。そんな思い込みは捨てて、とりあえずアウトプットしてみようという趣旨でした。

アウトプットを継続していけば、あとは人間の持つ可塑性がどうにかしてくれるから大丈夫ということで、しがないブログを書いている身としてはありがたいお話でした。

私自身、物事を少し考えすぎるクセがあるので、もっと気軽にアウトプットしてみようと思えるようになりました。

まとめ

今回のMatzさんのお話しでは「思い込み」というフレーズが多く出てきました。

人は思い込みによって自ら行動やの選択肢を狭めてしまい、そのせいで本来しなくて良い苦労や我慢をしていることが多い。だからこそ、その思い込みを自覚し対処することで、エンジニアとして生き残っていくための道を切り開くことができる、ということだと思います。

考えてみれば私自身、思い込みに縛られて行動していることが多くあるような気がしています。これからは思い込みの気配に敏感になりながら、エンジニアとして思い込みに縛られない生き方をしていきたいものです。

ではではノシ

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Ryo Yoneyama

とある会社でソフトウェアエンジニアをしています。技術的な備忘録を中心にまとめてます。ネタがあれば日記も書きます。

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